白い肌

2008年07月30日 17:10

では白い肌です。


・・・・・・ん?
前の続きは?ってですか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すいません今度で。(え


では!!その7です!!(ええ

完成しました。
「いったーーー・・・・・・」
郁が辛そうにけのびをして体をよじった。
「どうした?」
思わず痛みで顔をしかめている郁に堂上が話しかけた。

「今日・・・・・・・・・・・・・・・・いえ、何でもないです。」
言いかけてから、思いとどまったように郁が口を閉じる。
「今日・・・・・・・・・なんだ?」
「いや、いいです。教官どうせ笑うから。」

少し困ったようなへそを曲げた顔をして郁が椅子を回転させて堂上に背を向けた。


今日はいつもより1時間も早く郁が部署に到着した。堂上は毎日郁の1時間前
(というか業務開始時間の1時間前)には部署にいるので
郁と2人きりの朝だった。


「笑わない。」

少し見くびられたような気になって少し強く宣言した。
堂上がそういうと、少し郁の椅子が動いた。

「・・・・・・・・・・本当ですか?・・・・・・」
郁は堂上を疑う視線でじとーーと見つめた。

「ああ。笑わんから言ってみろ。」

郁の方に少し身を乗り出して詰め寄る。

その様子を見て、郁は一瞬戸惑う素振りを見せるがすぐに
「本当に笑わないでくださいね?」といいながら再び郁に向き直った。

無言で向き直るように促していた堂上もあんまりはっきり乗ってきたので
少し怯んだ。

「笑わんと言ってるだろう。早く言え。きになる」

堂上がそういうと渋々、と言う様子で口を開いた。

「・・・・・・・・なんか夜中に2階のベットから、おもいっきり床に落ちたみたいで。
それで、床に背中をうちつけてしまって。」

そこまで言うと郁は堂上の様子をうかがうようにちらりと堂上と視線をあわせた。


なんだそれは。
床に打ち付けただと?それで痛くて眠れなくてこんなに今日は来るのが早かったのか!
どうりでおかしいと思った

ーーーーーー・・・・・・・・と笑ってしまう台詞が口から出てくるはずだったのに
言葉は飲み込まれた。

郁が上目づかいでこっちの様子をうかがっている姿におもわずおもしろおかしく
する余裕がなくなったのが自分でも自覚できた。

「・・・・・・・アホか、貴様!」

郁から逃れるように、今度は堂上が逆に郁に背を向けた。
郁の顔は見えないが、きょとん、としているのだろう、すこし意外そうな
声が背後からかかってきた。

「教官、笑わないんですか?」
「笑わない、とさっきからいっていただろう!」

笑わなかった、と言うより笑えなかったと言うのが正しいのだろうが、
笑わない、と言う点では同じだったのであえてごまかした。

すると郁の嬉しそうな声が聞こえてくる。

「いや、絶対笑われると思ってたんですけど・・・・・・・少し意外でした!」

そうだ。笑える余裕がなくなってしまったのが俺としては不覚だ!

「そうか。」
できるだけ声のトーンを落として答えた。はやく、この話を終わらせてくれ。

堂上はそんな願いを込めたが、その願いははかなく散った。
そしてその代わりに郁がここぞとばかりに口から爆弾を出した。

「あの、教官、背中に湿布を貼ってくれませんか?」


堂上の思考が一瞬止まった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだそれはっ!」

思わぬ突然の申し入れに声がひっくり返る。
ふつう!!そんなこと男に頼まんだろう!それともあれか!
お前は俺を男として見てないのか!?!?

口からそういってしまいそうになるが、無理矢理飲み込む。

堂上の突然の剣幕にビックリしたように郁が目を見開いていた。
堂上は慌てて咳払いをゴホン、とし

「すまん。・・・・・・・・・・・・・なんだ、その申し入れは。」
と聞き返した。

「いや、朝、とにかく出てきちゃったもので湿布だけ持ってきたんです」

俺に貼ってもらうつもりでか!
またはき出しそうになるが押さえた。

くそ。郁がそういう頼み事をする相手に俺を選んだことが嬉しい、と思ってしまっている。
ちょっとは郁も意識してくれてるのだろうか・・・・・・・・・・・

いや!意識してないな。絶対。     ああ、子憎たらしい。


嫌か、と聞かれると嫌なわけでは決して無いので
「・・・・・・・・・・・・・・わかった、貸せ。」
と先におれた。


郁から湿布を受け取ると郁が背中を向けた。
「背中って言うより腰に近いんですけど。」
と説明しつつ、腰あたりを少しめくった。
いつも目にする制服の下から、白い肌がちらりと覗いた。
堂上の手にある湿布にも負けずと劣らないように見える白さに堂上が息をのんだ。

「・・・・・・・・・・・・・そのまま手でおさえとけ。」

できるだけ冷静を保ってそう言い、郁に服を押さえさせる。
急激にあがった体温で堂上の手の中にある湿布がぬるくなってしまわないか心配だった。

おそるおそる、という様子で湿布のシートをはがし、郁の背中にあてた。
湿布ごしに感じる郁の体温や肌の柔らかさに思わず身体が震えた。

手早く終わらそうとぱっと手を離す。
「できたぞ」と早口に伝えると郁がありがとうございます、とお礼を言った。

それから少しの間、沈黙が流れた。

まだ、さっきの行為で熱が冷め切らないうちに堂上が堰を切った。
「笠原・・・・・・」
弱々しく名前を呼ぶと、郁が振り向いた。

「はい?」

身体を冷ますために郁と目を合わせないように目を手で覆っていた。
目が合わなかったから、なおさらいけなかったのかもしれない。

「すまんが、こんなこと、二度とさせないでくれ。頼むから・・・・・・・・
こっちの心臓が保たん。」



思わずすごいセリフを吐いてしまったことに気がつけるほど
その時の堂上に余裕は残っていなかった。

















と、やっとこさしておわりあしたーwwww(イェイイェイ
うーーーん。。。。。
これ書いたとき実は自分が腰を痛めてたんですよね・・・・・・・・・・
んで、お父様にテーピングしてもらってたときに

「これって・・・・・・・・・堂上と郁のシチュエーションだったら相当甘いよな・・・・・・・
あ!!(思いつきました)


って感じでした。(笑


いや、でも今回最後まで書いてよかったよかった。


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